かなこれ - かな子のレビュー !! -

かな子が(主にお父さんのCDとレコードコレクションから)聴いた音楽の感想を書いちゃいますよ!

King Crimson

King Crimson 「Thrak」

投稿日:2017年7月18日 更新日:

こんにちは!かな子です。
なんだか目がぽしょぽしょします ಠ_ಠ
この際天気のせいにしますが、パッとしない天気だから、シャキッとしないに違いないです ಠ_ಠ
ちなみに今朝はアラームを止めてその後寝落ちました ಠ_ಠ
朝から寿命縮まりました←
でも遅刻しなかったから大丈夫です。

 

 

King Crimson 「Thrak」

それではここでお歌のお時間です。
今回かな子がお父さんの CD 棚から持ち出したのは、キング・クリムゾンの「Thrak」です!
ジャケットは、意味不明の壁みたいなやつです ಠ_ಠ
それでも近年のヘタウマ謎絵画ジャケットよりは良いと思います ಠ_ಠ


ダブル・トリオをコンセプトに再結成された 1995 年の作品

まず最初に、聴くなら 2015 年ミックスがお勧めです。全然違います(笑)でもボックス高いです ಠ_ಠ

このアルバムはジェイミー・ミューア先生がいた頃以来のダブル・ドラム(パーカッション)を含んだ、「ダブル・トリオ」というコンセプトのバンド構成です。

Robert Fripp – guitar, mellotron, soundscapes, vocals, production
Adrian Belew – guitar, lead vocals, production
Tony Levin – bass, extended-range bass, electric upright bass, funk fingers, backing vocals, production
Trey Gunn – Chapman Stick, Warr guitar, backing vocals, production
Bill Bruford – drums, production
Pat Mastelotto – custom percussion, production

つまり「ギター、ベース、ドラム」のトリオが 2 組から成るバンド・・という意味ですね。ジャズだと先駆者もいるパターンです (*゚▽゚*)

アンサンブルは結構複雑で、一聴すると理解しがたい強烈な曲もありますが、80 年代クリムゾンを経過した後のメタル・クリムゾン的な音やスティックやサウンドスケープで繰り出される鮮やかな色合いがとても良い内容だと思いますよー。

全体的にパーカッシヴな音で、ヘヴィでメタリックな音像が 90 年代のクリムゾンを特徴づけていると思いますが、こういった成功体験がフリップ先生を更なるメタル志向・増えるドラムという方向に向かわせてるのではないか・・と考えると微妙なとこでもあります(笑)

そして Spotify にはクリムゾンのアルバム無し、と ಠ_ಠ

 

 

1. “VROOOM” (instrumental) 4:38
2. “Coda: Marine 475” 2:41
3. “Dinosaur” 6:37
4. “Walking on Air” 4:38
5. “B’Boom” (instrumental) 4:11
6. “THRAK” (instrumental) 3:59
7. “Inner Garden I” 1:47
8. “People” 5:53
9. “Radio I” (instrumental) 0:44
10. “One Time” 5:22
11. “Radio II” (instrumental) 1:03
12. “Inner Garden II” 1:16
13. “Sex Sleep Eat Drink Dream” 4:50
14. “VROOOM VROOOM” (instrumental) 5:50
15. “VROOOM VROOOM: Coda” (instrumental) 3:01

  • 1. “VROOOM” (instrumental)
    わりとシンプルな曲なんですが、ダブル・トリオで演奏することでぐんとかっこよくしています (*゚▽゚*) 意地悪な表現をすると、まずイントロのメロトロンでファンを笑顔にしてから “Red” っぽい曲を演る・・というところでしょうか(笑)中間部では「ディシプリン」経過後のメカニカルなフレーズも織り込まれてきます。2015 年のミックスではダブル・トリオの音の分離も迫力もとても良くなっていて、最初からこれができていれば、きっと評価がまるで違ったのではないか・・と思っちゃいますよ ಠ_ಠ

 

  • 2. “Coda: Marine 475”
    言ってしまうとただのインタールードなんですけど、そこはさすが良い感じに雰囲気を作っています。次の “Dinosaur” の導入としても良い感じだと思います。ツイン・ドラムが強力ですねー。

 

  • 3. “Dinosaur”
    「また出だしのメロトロン芸とメタル・クリムゾン・リフですか・・」と一瞬思いますが、今回はキャッチーな歌モノに近い仕上がりの曲です。気持ちの問題かもしれませんけど、エイドリアン・ブリューも 80 年代型クリムゾンの頃よりずっと馴染んでる気がします (*゚▽゚*) ロバート・フリップ先生のギターの音は「Red」の頃より硬質でよくわからないサスティンがある感じです。この頃ってもうサスティナー使ってたのでしょうかね?

 

  • 4. “Walking on Air”
    こういう浮遊感のあるオリエンタルな雰囲気の曲ってのも 80 年代以降のクリムゾンでしょうかねー。単に怪しい雰囲気で終わっちゃってる曲もありますけど、この曲は独特のロマンチシズムがある感じでわりと良いと思います (*゚▽゚*) ディレイを使った不思議フレーズを弾くギター・ソロも良い感じだし、終わり際のクリーンなギターのフレーズも良いです。

 

  • 5. “B’Boom” (instrumental)
    金属ノイズ的なサウンドスケープを背景にしてドラム 2 台のデュオを存分に楽しめます (*゚▽゚*) こういう成功体験がフリップ先生をドラム 3 台、ドラム 5 台だとエスカレートさせていってる気もしますけど(笑)

 

  • 6. “THRAK” (instrumental)
    前曲からなだれ込むようにヘヴィなリフが始まるかっこいい曲です。これはダブル・トリオの完成形と言っても良いのではないでしょうか。それぞれがシンクロしたりズレたりしながらかっこよく機能していると思います (*´∀`*)

 

  • 7. “Inner Garden I”
    怪しく陰鬱な雰囲気の曲でなかなか悪くないと思います。エイドリアン・ブリューの歌声だってそうそぐわない感じはしないと思うのですが、どうでしょうね (*゚▽゚*)

 

  • 8. “People”
    リズムとベースが良い感じですね!ファンキーとはちょっと違いますが、そう表現したくなるような、妙にダンサブルな感じです (*゚▽゚*) これは「Beat」経過後だからできたのではないでしょうかね。

 

  • 9. “Radio I” (instrumental)
    冷たく無機質なノイズの、インタールード的 SE です。

 

  • 10. “One Time”

    これ普通に良い曲だと思いますよ (*゚▽゚*) ベースもかっこいいですし、ラテン・パーカッション的な音のリズムも良いと思います。なんとなく「クリムゾンがサンタナ風に演ってみたら違う感じになっちゃったけどまあいいか」みたいな感じ (*´∀`*) メロディやギター、サウンドスケープは儚い感じで、全体的にスタイリッシュな印象ですねー。

 

  • 11. “Radio II” (instrumental)
    これまたインタールード的な SE です。そういえばフリップ先生って昔 Winodws の起動音作ったんだった・・ってなんとなく思い出しました (*´∀`*)

 

  • 12. “Inner Garden II”
    この曲は短い歌モノですね。この曲も曖昧で暗くて怪しい感じですが、インタールード的な役割もあると思います。

 

  • 13. “Sex Sleep Eat Drink Dream”
    “Cat Food” のダブル・トリオ版みたいな印象を受けました。陰鬱でノイジーなメタル・ファンクでしょうか。ドラムの音がかっこいいです。エイドリアン・ブリューの芝居がかったボーカルはちょっと微妙かもしれないですね(個人の見解です)

 

  • 14. “VROOOM VROOOM” (instrumental)
    “Red” と “VROOM” を混ぜたような感じですね。ダブル・トリオの特徴を駆使して大暴れする感じで良いです。インパクトは “VROOM” のほうがあったかもです・・。そういえばダブル・トリオ・クリムゾンでは太陽と戦慄ではなくてレッド方向で演ってたのですね。

 

  • 15. “VROOOM VROOOM: Coda” (instrumental)
    Coda は重々しいノイズで終幕といった感じです。気分良く終わらせるつもりが全くない感じで、かえって好感が持てます(笑)たまに聴こえるストリングスやウインドの音はギター・シンセでしょうかね。

 

 

King Crimson 「Three Of A Perfect Pair: 40th Anniversary Edition」


このアルバムはクリムゾンの作品としては異質な程ポップな A 面と、このアルバム以降脈々と続く意味不明インストゥルメンタルが次々と投入される B 面が明確にわけられています。太陽と戦慄パート 3 については最後に入れたかったから持ってきただけだと思います(笑)

ポップといってもクリムゾン基準でポップというだけなので、変な音楽には違いないんですけど、それでもクリムゾンって昔からポップだったというか、わかりやすいメロディとかをちゃんと組み込んであって聴きやすかったですからねー。
ただこのアルバムの音の特徴として徹底的に無機質だと思うんですよ。「ディシプリン」や「Beat」の比じゃない冷たさだと思います (ΦωΦ) そんなところが A 面のポップさや B 面の意味不明さと合わさって「ポップすぎて駄目」「ニューウェーブすぎて駄目」みたいなこと言われちゃうのかなあと思いました(笑)

King Crimson 「Three Of A Perfect Pair: 40th Anniversary Edition」

 

 

参考、関連サイト

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