かなこれ - かな子のレビュー !! -

かな子が(主にお父さんのCDとレコードコレクションから)聴いた音楽の感想を書いちゃいますよ!

Captain Beefheart

Captain Beefheart「Trout Mask Replica」

投稿日:2017年5月3日 更新日:

こんにちは!かな子です。
化粧品変えてみたのですが、合わなかったのか、乾燥してるのか、どっちが原因だかって感じでちょっとテンション下がりました。
普通にいつもの化粧品買えばよかったです・・。

※ 本記事は 2016 年 10 月 27 日の記事を加筆・訂正したものです。

 

 

Captain Beefheart & His Magic Band 「Trout Mask Replica」

それではここでお歌のお時間です。
今回かな子がお父さんのCD棚から持ってきたのは、キャプテン・ビーフハートの「トラウト・マスク・レプリカ」です!
ジャケットは、この胡散臭さ、もう最高です(笑)


ビーフハート作品の中でも最もアヴァンギャルドでプログレッシブな 1969 年の作品

いつかこのブログで取り上げてやろうと思ってた「トラウト・マスク・レプリカ」全曲感想をやります(笑) 
このブログのために聴き返しましたけど、今聴いてもやっぱりよくわからないですねー(笑)
でもわかる部分もちゃんとあるんですよ。
きっと 20年後くらいにはもっとわかるようになってるかもしれないと思います (´・ω・`)

本当に全く意味がわからない作品なのか?

実はメロディ自体は普通で、むしろキャッチーだったりするので、メロディに集中して聴くところから始めるのも良いかもしれませんね。
それぞれの曲のかっこよさについては各曲の感想に書きましたので読んでいただけると幸いです (*´ェ`*)

全体を通して、かな子的にお薦めの聴き方はこんな感じです。

  1. フリージャズだと思って美しい瞬間を待つ
  2. あえて曲の途中から突然聴く(頭がわからない時にかっこいい場合がある)
  3. 色々おかしい人がおかしいタイミングで合いの手を入れてるだけだと考える
  4. (自分が)理解できない音楽理論を基にした和声を付けているだけだと考える
  5. (自分が)理解できない音楽理論を基にした対位法を駆使していると考える

なんというか、このアルバムをわかるためには謙虚さが必要な気がしてきました(笑)
「わからないのはこれが意味分からないゴミだからだ」と決めつけたらそこで終了する類の作品ですね (;´∀`)

残念ながら Spotify には無かったので、せめてもの代わりにこの動画を御覧ください。
「俺はお前らよりずっと音楽をわかってるぜ!」
「じゃあこれ聴いてみてよ」
「・・なんだこれ!?」

 

01.Frownland
02.The Dust Blows Forward ‘n the Dust Blows Back
03.Dachau Blues
04.Ella Guru
05.Hair Pie: Bake 1
06.Moonlight on Vermont
07.Pachuco Cadaver
08.Bills Corpse
09.Sweet Sweet Bulbs
10.Neon Meate Dream of a Octafish
11.China Pig
12.My Human Gets Me Blues
13.Dali’s Car
14.Hair Pie: Bake 2
15.Pena
16.Well
17.When Big Joan Sets Up
18.Fallin’ Ditch
19.Sugar ‘n Spikes
20.Ant Man Bee
21.Orange Claw Hammer
22.Wild Life
23.She’s Too Much for My Mirror
24.Hobo Chang Ba
25.The Blimp (mousetrapreplica)
26.Steal Softly thru Snow
27.Old Fart at Play
28.Veteran’s Day Poppy

  • 01.Frownland
    最初の 1曲目のこのテンションでいきなりやられるか諦めるかが最初の洗礼です(笑)
    音楽というものがすべての音が一緒の方向に向かって当然と思ってる人が、全ての音が全く違う方向に全速力で吹っ飛んでいく音楽に耐えられるのかどうかが難関かもしれないです。
    かな子は最初の左側のギターのリフと、0:40のリフもいいと思います!左側のギター良いです(笑)
    以下に貼ったのは、この曲を真面目に、詳しく分析している凄い動画です。英語なんですけど、Youtube も今は字幕も出せるし、自動翻訳もできますからお勧めしておきますねー (*゚▽゚*)

  • 02.The Dust Blows Forward ‘n the Dust Blows Back
    ブチブチいってるのはカセットテープに部分部分で録音して作っていったからみたいです。メロディ単体だとわりと聴きやすいですよね?
  • 03.Dachau Blues
    凄い声ですよね!後ろで鳴ってるバスクラリネットもキャプテン・ビーフハートの演奏らしいです。なんでこの曲ってヴォーカルの音がこんなに大きいんでしょうね(笑)
  • 04.Ella Guru
    不協和音的な部分に目をつぶれば、かなりまとまった、このアルバムの中ではわかりやすい曲じゃないでしょうか。ブリッジ 1:20 からのブリッジ(?)もかっこいいと思います!。ライナーノーツで言及のある “fast and bulbous, tight also” のくだりが出てくるのもこの曲ですよ。
  • 05.Hair Pie: Bake 1
    草むらでフィールド・レコーディングを行った曲のようです。何故なのかわかりませんけど(笑)しかも歩き回りながら録音したらしくて、草の葉を掻き分ける音もちゃんと録音されてます(笑)曲自体はわりと普通に近くて、わりとかっこよくて、いや、なんで草むらなんでしょうね本当に(笑)最後、遠くに犬の鳴き声が聞こえるのがビーチ・ボーイズの “Caroline, No” 的な孤独感と絶望感があるような無いような ^^;
  • 06.Moonlight on Vermont
    これは冒頭のギターのリフ、普通にかっこよくないですか?ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンとかが演ってたらみんな普通に納得すると思いますよ?フランク・ザッパもギターで参加しているらしいのですが、どの音なのかはわからないですね・・左側という説はあるようですが・・。
  • 07.Pachuco Cadaver
    右側と左側のギターのを分離して個別に聴いていただけると、意外とリフがかっこいいと気づいていただけ・・ませんかねえ(笑)ベースは朗読に入ってからのほうがかっこいいですね。微妙に朗読とタイミングを合わせるところがまたかっこいいです。後半は妙な一体感があって、そんなに滅茶苦茶にも聴こえませんよ (#^^#) 
  • 08.Bills Corpse
    これは確かにレベル高めですよね・・(笑) じゅうぶん支離滅裂にも関わらず 1:25 からとても終止感があるところがポイントだと思います(笑)
  • 09.Sweet Sweet Bulbs
    わりと普通の曲に聴こえると見せかけて空中分解する曲です(笑)何が原因なのかわからないけど唐突に壊れる感じを楽しめば良いのではないでしょうか・・。
  • 10.Neon Meate Dream of a Octafish
    全てが狂気ですが、特にクラリネットが狂気に満ち満ちてます。かな子も修行が足りないのか、これはちょっとわからないですね・・ (´・ω・`)
  • 11.China Pig
    これは全然大丈夫ですよね!戦前のブルースみたいで全然いけます!まあ戦前のブルースが聴けない人にはやはり厳しい内容でしょうけど・・(笑)ちなみにこのギターの弦ってたぶん錆びてますよね ・ω・
  • 12.My Human Gets Me Blues
    キャプテン・ビーフハート的なイントロがかっこいい曲ですね。左右のギターが全く違う感じで演奏しているので、どちらかのスピーカーを消して聴くと少し違うかもですよ (#^^#)
  • 13.Dali’s Car
    ギター 2本のインストゥルメンタル曲です!これは普通にかっこいいですよ・・たぶん(笑)これ実は結構一緒に練習して録音に臨んだのでしょうね。難しい曲だと思います。
  • 14.Hair Pie: Bake 2
    まとまっているようでバラバラになり一定してない感じなんですが、そういう意図を持って制作された曲であることも明白な感じの曲です(えぇ・・)。 これもインストゥルメンタル曲です。
  • 15.Pena
    また “fast and bulbous” って言ってますね(笑)本編はまた混沌の極みって感じです・・。
  • 16.Well
    キャプテン・ビーフハートのアカペラというか朗読な曲です。 ほらね、やっぱりメロディだけなら普通ですよ。
  • 17.When Big Joan Sets Up
    何気にこのリズム・パターン多いですよね。好きなリズムだったんでしょうかね。この曲ではキャプテン・ビーフハートはアルトサックスも吹いているようですね。かな子は出だしの謎の掛け声(ファルセット含む)が好きですね (#^^#)

  • 18.Fallin’ Ditch
    紙が破れるような謎のノイズで開幕する曲です。ここまでで一番ベースが良く聴こえる録音ですが正直気持ち悪いベース・ラインです(笑)途中で唐突にキャッチーになるんですけどね(笑)
  • 19.Sugar ‘n Spikes
    これはわりと普通の曲ですよ!と言ってもこのアルバムを 19曲も聴き続けている人も多くないと思うので、存在すらあまり知られていないのかなという気がします(笑)1:54 からのブリッジ(?)部分もかっこいいし、イントロ部分のギターのリフなんてサンプリングしたいくらいですよ!あとは何気にドラムが凄い曲かもしれないですね (*´ェ`*)
  • 20.Ant Man Bee
    最初のキャプテン・ビーフハートの声が凄いです!アフリカンな感じでもありブルースな感じでもある曲です。ドラムとベースが息の合った演奏をしてて、「あれ、そこはそれでいいの!?」って不安になります(笑)ぶっ放されてるアルト・サックスもキャプテン・ビーフハートの演奏らしいです。 
  • 21.Orange Claw Hammer
    これもテープに録音しながら、一時停止しながら作った曲なんでしょうね(笑)本当かどうかわからないのですけど、詩も即興で作ってるとかなんとか・・。しかし、キャプテン・ビーフハート、凄い声ですね (*´ェ`*) 
  • 22.Wild Life
    キャプテン・ビーフハートのホーンが炸裂する曲です。もちろん炸裂するだけで他のパートは眼中にない感じの演奏なんですが(笑)この曲もちゃんと採譜されてたんでしょうかね・・なんと恐ろしい・・。
  • 23.She’s Too Much for My Mirror
    この曲もクルクルと表情が変わる感じが顕著ですね。1:19 からの “Oooh, Lousey! Oooh, Lousey!” の部分の吠えるキャプテン・ビーフハートがかっこいいです!
  • 24.Hobo Chang Ba
    キャプテン・ビーフハートが別の曲のために作ったリフを流用して、この曲のほうが出来が良かったので正式採用されたとかなんとか(笑)じゃあこのリフで出来の悪いほうってどんな曲だったのでしょう・・ (´・ω・`)
  • 25.The Blimp (mousetrapreplica)
    これは意味不明と言われても仕方ないかもしれないですね・・(笑)でも伴奏は凄くかっこいいと思いますよ?
  • 26.Steal Softly thru Snow
    これ、普通に演奏難しいですよね?わりとまとまりのある、完成度の高い曲だと思います。実際にライヴでも演奏された曲らしいので、この曲も採譜とかちゃんとしてたのかもしれないですね・・恐ろしい・・。
  • 27.Old Fart at Play
    これは曲というよりは詩の朗読+伴奏って感じですね。伴奏はいかにもな感じでありながらちょっとおとなしめですかね。
  • 28.Veteran’s Day Poppy
    最後まで頑張った人に対するプレゼントみたいな曲です(笑)普通ですよ。いや、全然普通じゃないんですけど、ここに至る 27曲と比べるとノリノリのロックンロールですよ(笑)これが最後の曲です。この曲でロック史上に残る極北のアルバムが終わります。

Ornette Coleman 「Free Jazz」 

 
オーネット・コールマン先生の「フリー・ジャズ」です。
もう「トラウト・マスク・レプリカ」と並べられるのはこういうとこしか無い気もしますね・・。
実際、これが聴ければ「トラウト・マスク・レプリカ」も聴けるし、「トラウト・マスク・レプリカ」が聴ければこのアルバムも楽しく聴けると思いますよ! 
でも実は演奏の姿勢としては正反対なんですよー。トラウト・マスク・レプリカは全部譜面にされていて、その通りに演奏されたそうですが、こっちは骨組みだけ決めてあとは再現不能な即興でしょうね (ΦωΦ)
とりあえずかな子は好きなアルバムです (#^^#)

Ornette Coleman 「Free Jazz」

 

関連・参考サイト 

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